こんにちは。

SHOEIのリフォームです。

今年から日本の住宅では、省エネ基準の適合が義務化されています。
「新築だけの話でしょ？」と思う方も多いのですが、実は既存住宅にも 資産価値 や 売却・賃貸・建替え時の評価 といった形で大きく影響してきます。

冬の光熱費は年々高くなり、暖房をつけても寒い家が“時代遅れ”になりつつある今。
「断熱×省エネ×創エネ」で家の性能を引き上げるZEHリフォーム が注目されています。

【何が変わる？「省エネ基準義務化」のポイント】

国は2030年までに住宅の省エネ化を大幅に進める方針を出しており、その第一歩が2025年の義務化です。

● 新築住宅

法律上、 省エネ基準を満たさない住宅は建てられなくなる ため、性能の底上げが必須。

● 既存住宅（今住んでいる家）

既存住宅には直接の義務はありませんが、以下の点で確実に影響が出ます。

• 省エネ性能が低い家は、売却時に評価が下がりやすくなる
• 断熱性能の高い住宅は、資産価値が落ちにくい
• 各種補助金が「省エネ性能向上」を強く重視
• リフォームの際に省エネ・断熱工事がセットで求められるケースが増加

つまり、

“性能が低い家は、これから不利になっていく”時代に変わる

ということです。

【ZEHリフォームとは？】

ZEH（ゼッチ）は、断熱性能を高め、省エネ設備を導入し、さらに太陽光でエネルギーを創ることで、住まいのエネルギー収支を最小限にする考え方です。

既存住宅の場合、必ずしも「新築同等のZEH基準」にしなくても大丈夫。
重要なのは、

①断熱性能アップ → ②省エネ住宅設備 → ③創エネ（太陽光）

の3つをバランスよく組み合わせ、住まいの性能を底上げすることです。

【なぜ今、ZEHリフォームを考えるべきなのか？】

① 光熱費が過去最高レベル

電気代の値上がりが続き、「暖房をつけても家が寒い」問題は深刻化。
断熱改修や高効率設備の導入は、光熱費の削減に直結します。

② いま、補助金制度が充実している

今年度の省エネ補助金が、もうそろそろ終わりを迎えようとしていますが、おそらく来年度も実施されると予想されます。

③ 省エネ性能の高い家ほど「資産価値」が安定

不動産業界ではすでに、
「高性能な家＝長く住める安心な家」
「性能の低い家＝売りにくい」
という流れが始まっています。

これからは住宅性能が“評価の基準”になります。

【ZEHリフォームで何をすればいい？】

① 内窓（2重窓）

最も効果が大きい。費用対効果が高く、補助金も厚い。

② 天井・床・壁の断熱改修

特に築20年以上の家は体感温度が大きく変わる。

③ 高効率給湯器（エコキュート等）

エネルギー消費の約3割を占める給湯を省エネ化。

④ 太陽光発電の導入

ZEHに最も近づく「創エネ」。光熱費削減に直結。

【まとめ：今こそ“住宅性能を上げるチャンスの時”】

2025年の省エネ基準義務化は、
「新築だけの話」ではなく、
これからの住宅全体の価値観が大きく変わる節目になります。

• 光熱費を抑えたい
• 今の家が冬は寒くて困っている
• 将来的に売却や相続を考えている
• 実家の性能が心配
• 補助金を使って賢くリフォームしたい

そんな方にこそ、ZEHリフォームは大きな効果があります。