こんにちは。

SHOEIのリフォームです。

暑さが年々厳しくなる中、エアコンだけに頼らず、家そのものを“夏仕様”にアップデートするリフォームが注目されています。快適な暮らしは、涼しさだけでなく省エネや健康にもつながります。今回は、住まいを夏に強くするための具体的なリフォームポイントをご紹介します。

■「熱の7割は窓から」遮熱・断熱リフォームの基本

実は、夏に室内へ入り込む熱の約7割は“窓”からだといわれています。

つまり、窓を変えるだけで、暑さ対策の効果は一気にアップ。

• Low-E複層ガラスや**内窓（二重窓）**を取り入れることで、外からの熱を大幅にカット。

【LIXIL インプラス】

既存の窓との間の空気層が断熱効果や遮音効果を生みだします。

• 遮熱ブラインドやハニカムスクリーンなどのインテリアも効果的です。

外壁や屋根の塗装も、遮熱塗料を選ぶことで、表面温度を10℃以上下げられることも。冷房効率が格段に上がり、電気代も抑えられます。

■風が通る家は、それだけで涼しい

日本の夏は湿度が高く、風が通らない家はまるで蒸し風呂のよう。そこで見直したいのが通風設計。

• 向かい合う位置に窓を設置して「風の通り道」をつくる。
• 高窓や地窓、または格子戸や通気ドアを使えば、風が立体的に抜ける家に。
• 天井にシーリングファンを設置すれば、冷気を循環させて体感温度を下げられます。

【LIXIL リシェント玄関ドア】

カギを閉めたまま換気が可能な採風タイプ。虫よけも、防犯対策もOK！

ちょっとした工夫で「自然の涼しさ」を活かした家に変わります。

■素材の選び方でも差がつく！涼を呼ぶ内装

夏に快適さを感じるかどうかは、内装の素材選びにも影響されます。

• 漆喰や珪藻土は、室内の湿気を吸収してくれる自然素材。空気をさらっと保ってくれます。

【LIXIL エコカラット】

エコカラットが持つ「調湿」「脱臭」「有害物質低減」といった機能を活かし、快適な空間へと導くリフォームをご提案します。

• 床材も、木のフローリングより竹やコルク、タイルなどが夏向き。ひんやりとした肌触りで快適に。

さらに、植物でつくるグリーンカーテンや、ベランダにすだれ・よしずを取り入れれば、見た目にも爽やかな空間に。

【LIXIL スタイルシェード】

熱の大部分を窓の外側でシャットアウトできるので、室内の温度上昇をしっかり抑えられます。

■未来の夏に向けた「心地よい備え」を

夏のリフォームは、暑さから逃げるだけでなく、「どう快適に過ごすか」を考えるチャンスです。ちょっとした工夫の積み重ねが、毎年訪れる夏をぐっと過ごしやすくしてくれます。

家族が集まる場所だからこそ、涼しくて、健康的で、省エネな暮らしを目指してみませんか？